家具の長期耐用性を向上するために修理メンテナンスの仕組の構築とお手入れのご案内作成

様々な分野での課題である製品の長寿命化による環境負荷低減に向け、設計上の耐用年数表記の研究、製品評価、長期愛用のための修繕、適正なメンテナンス技術とこれらを結合する仕組みの研究開発と環境づくりを行っています。

修理を請け負う家具メーカーや販売店の実態を調査、ユーザー近隣の修理事業者、家具メーカー、販売店と、それらを繋ぐ物流ネットワークによる修理事業を推進します。

またユーザー自身が出来るメンテナンス情報の提供など、家具を長期的に愛用していただく環境づくりに向けて、まずは首都圏での実証実験を計画しています。

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活動目標

修理ネットワークの構築

修理ネットワークの構築-Repair・ Maintenance

メーカー・修理業者・販売店・物流業者が連携する修理、メンテナンスサービスの最適化とリソーシング物流ネットワーク活用。

サポート情報システム開発

サポート情報システム開発-DX

メンテナンス・修理サポートの仕組み、ガイドラインづくりと適切な維持管理、サポート情報提供の情報発信による、修理の普及、活性化。

再販市場の活性化

再販市場の活性化-Reuse・Remake

不要家具の評価や買取、再生・再販等の、古物市場の活性化と修理しやすい家具設計の研究。

主な取り組み

関東圏における食堂椅子の修理実証実験

関東圏における食堂椅子の修理実証実験

将来的には、家具の廃棄を望まないお客様に対して修理対応を行うとともに、長く使い続けることの大切さを伝える啓蒙活動を実施し、日本国内における家具の廃棄ゼロを目指します。

「家具のメンテナンスブック」の作成・公開

「家具のメンテナンスブック」の作成・公開

お客様にお手入れ方法をご案内することで、家具のさらなる長寿命化を図り、廃棄の削減につなげます。あわせて、家具は修理やお手入れをしながら長く使うものであることを広く伝えていきます。

デジタル修理受付プラットフォームの設計

デジタル修理受付プラットフォームの設計

デジタルプラットフォームを活用することで、修理の受託を効率化し、修理コストや修理時間の削減を実現します。

家具メンテナンスブック

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最終目標

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「もう捨てない」を目標に捨てざるをえない家具はリサイクル・再生原料に、捨てる前の家具は寿命を延ばす修理と長寿命化の為のお手入れを案内します。

家具は修理しながら使うものであることをお客様にアピールしながら、「想い出」「愛着」という気持ちを大切にした修理事業の確立を製造・販売・配送の垂直連携で目指します。